1x6フロア 施工ガイド

●施工上のご注意

 屋外の使用及び重歩行には対応していません。

 屋内であっても浴室等、湿気にさらされる場所、たえず水がかかったりする場所では、

 ご使用になれません。

 

 

一般内装・住宅床材

●施工前 準備

☆接着剤

 推奨接着剤 コニシボンド KU928C-X ※記載されている使用上の注意をよく読んでご使用下さい。

☆フロア固定用 クギ

 38mm以上のフロアステーブル もしくは フロアネイル。

●下地確認

ー 捨て貼り合板下地の場合 ー

☆12mm以上の耐水合板 含水率12%以下を使用下さい。

☆下地の不陸のないことを確認して下さい。

☆下地合板の継ぎ目の段差は0.3mm以内にして下さい。

ー 二重床下地の場合 ー

☆二重床メーカーの施工説明書を読み、注意事項を

 守って正しく施工してください。

●床暖房を設置する場合

☆床暖房放熱体メーカーの施工説明書を読み、注意事項を守って正しく施工されているか確認して下さい。

 二重床に床暖房を設置されている場合は、ベースパネル(パーティクルボード等)にすて貼り合板が施工されて

 います。この捨て貼り合板の接続箇所が、ベースパネルの接続箇所より、100mm以上離れているか確認下さい。

☆床暖房放熱体の 通湯(漏洩)通電テスト、試運転など、機器の工事および検査が完了してから施工してください。

●仮ならべ

☆天然木を使用しているために、1枚1枚の色柄が異なります、施工する前に必ず仮並べを行い、

杢柄・色の濃淡などが部分的に片寄らないよう、全体の色柄の バランスを確認して下さい。

●割 付

☆短辺の接続箇所が隣り合わないようにして下さい。

☆2尺ずらし、3尺ずらしをおすすめします。短辺の接続箇所が隣り合わせになっていると、施工後 フロアの隙、

 段違い、床鳴りなどの不具合が発生することがあります。

☆捨て貼りの場合

 フロアの接続箇所は下地と重ならないよう必ず100mm以上離れるようにずらし貼りして下さい

☆床暖房の場合

 床暖房放熱体の《釘打ち可能部分》に従って

 割り付けてください。

 

★床暖房の場合、放熱体の

《釘打ち可能部分》以外では、

絶対に釘・フィニッシュネイル・

仮釘等を打たないで下さい。

温水パイプ、電気配線を打ち

抜いて、漏水、漏電の原因となります。

 

★釘打ち可能部分以外にフロア

短辺の継ぎ目を割り付けると、

釘固定ができずスキの原因となります。

 

●接着剤の塗布

★接着剤に記載の使用方法をよく

読んで正しくご使用下さい。

衣類などに付くと取れなくなり

ますので、ご注意ください。

 

★床材の表面に接着剤が付いた

時は、すぐに乾いた布で拭き

取るか、アルコールを含ませた

布ですぐ拭き取って下さい。

 

★接着剤は湿気で固まりますので、

水拭きはしないで下さい。

所定通り接着剤を塗布しないと、

スキや床鳴りの原因となります。

 

●釘打ち位置

●床暖房までに必要な時間

☆接着剤が硬化するのに必要な期間を、十分に取ってから床暖房の運転を開始してください。

 (5℃以下で6日以上、5~15℃で4日以上、15℃以上で2日以上)

●おさめ方

★床暖房用として施工する場合

上記方法で部屋周辺をおさめる

場合一続きで使用できる長さは、

1辺10mまでとして下さい。

 

★部屋の広さや壁際のおさまりなど

によっては、壁際に隙間ができる

ことがあります。

●養生

施工後の傷・汚れ・直射日光を防ぐため フロアーの表面を清掃してゴミ等取り除いていただき、

壁際 サッシ際 まで養生シートを被せ、テープで固定して下さい。